北方謙三ページ

最終更新: [2008/06/18]
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こんな人です

* 佐賀県唐津市生まれ
* 「弔鐘はるかなり」でハードボイルドデビュー

☆乞!キタカタ・カンバッ〜ク☆

時代小説なんて書いてないで,
ハードボイルドへ帰って来てくれ.
ウンチク小説はいらない.
夜に寝るのも忘れるような小説が読みたい.

「三國志」に専念するから
ハードボイルドは書かない,だって!?
そりゃないぜ.セニョール.

久々のハードボイルド新刊.


固ゆで卵作家にはここで逢え!

* 人生相談「試みの地平線」連載中(HotDogPress).
* インタビュー「我が郷愁の10冊」(ダ・ヴィンチ,Jul.1995)

著作リスト

*
* さらば荒野
* ふたたびの荒野
* あれは幻の旗だったのか
* 秋ホテル
* いつか時が汝を
* 「ガラスの獅子」,北方謙三,光文社,1995, ISBN4-334-92251-1 C0093 P1500E
* 「死がやさしく笑っても」,北方謙三,角川書店,1996, ISBN4-04-872934-9 C0093 P1400E
* 冬の眠り:北方謙三,幻冬舎,ISBN4-87728-120-7 C0093 P1500E
* 俺たちと謳おう:北方謙三,美保純
* 他多数

Links


書評 etc.


対談・インタビュー etc.


番外

* 東京で会おう:いしかわじゅん
* 幻の翼:逢坂剛,集英社文庫,1990(解説執筆)
* 風についての記憶:石原慎太郎,幻冬舎文庫(解説執筆)

番番外

* 棒の哀しみ( '95宮崎映画祭):
* 渇きの街(映画化): 間宮林蔵の世界
* 崔洋一:監督選集

とある路地裏で...

なぜこの話が出て来たのかと思ったら先にゲスト北方の話をこちらから振って
たんですね...マンネリもいいとこです.読んだら最後までスッと読める.
それを創り出す力量は対したもんだと思う.でも,それだけ.なんだかファー
ストフードを食ってるような感じになります.なんというか.味気ない感じ.

今の作品は.登場人物がどの作品も同じ.それで,主人公は作者の現在の趣味
と同じ趣味を持っている.かどうかはわからないけどそんな裏読みのできる文
章だと思う.この展開になるというのは引出しが狭い気がする.マッチポンプっ
ていうんでしょうか.これは昔からのことなので,気になるという程度ですけ
ど,凋落振りをみるとここらにも根があったのかと思ったりします.

さらにブラッディドールシリーズで味をしめたものか,どんなものもシリーズ
化を狙ってしまうもんだから,話にダイナミックさがなくなってしまっている.
北方ハードボイルドの特徴には登場人物の疾走があると思いますが,シリーズ
化を狙うあまりこの疾走が失われている.勝手に動かれてしまうとシリーズの
根本が失われるからその疾走を抑え付けてしまう.自作品の特徴を殺してしまっ
ているわけです.

ソルティの出てくるものなんて,主人公の周りにはそれを拘束するものばかり.
どこその島での話ということにしているからどこかへ逃走するわけにはいかず,
それが必要となるような行動をとらせるわけにはいかない.だから最近の作品
(と言ってもだいぶ前に書いたストック分のようですが)は,少なくとも動く
ことのできる脇の登場人物が主を占めるようになっています.もっとも自由が
ある姫島のじいさんが出て来て,子供との絡みで動いている.主人公のソルティ
はその行動をサポートしているだけ.なんじゃそりゃ.

シリーズ化されていない他の作品でもその傾向はあります.話の終盤は脇役の
動きがメインになり,主人公はそれを見て自省するという感じの展開です.

量を書きすぎだという話もあります.枯れてしまったのでしょうか.もう自作
品に感情移入して執筆することができなくなったのかと思うと,寂しい限りで
す.新しい作品が出ているのを見ると嬉しさよりも不安が募る.別に手掛けて
いる時代小説のほうはまったくといっていいほど読んでないんですが,どうな
んでしょう.本人はこちらをメインの活動場にしたいような雰囲気ですね.

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